パッシブファーストでゼロエネルギー住宅 2-3(4-5)

概要

  1. 電源構成の比率/鉱物性燃料輸入額の推移
  2. ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のしくみ
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電力の化石燃料依存度は約88%。燃料輸入コストは、4年で約10兆円増加。2013年の電源の構成比は、東日本大震災による原子力発電の停止により、化石燃料による発電が大幅に増加し、全体の約88%を占めています。また、その化石燃料のほとんどを輸入に依存しているため、価格の上昇や為替変動なども影響し、2009年から約10兆円も輸入額が増加しています。■電源構成の比率■鉱物性燃料輸入額の推移※鉱物性燃料とは、原油、LNG、石炭、石油製品、LPG等。 (出典)財務省 貿易統計※出典:「電源開発の概要」等より作成発電のためのエネルギーは、石炭・石油・天然ガスの化石燃料が約88%と大半を占め、原子力・水力・再生可能エネルギーは、約12%となっています。ガスやオイル、石炭などの鉱物性燃料の多くは輸入に頼っており、電源構成の比率の増加とともに、価格高騰や為替の変動などにより、輸入価格は約27兆円に達しています。その他電源その他電源約12%化石燃料化石燃料約88%●原子力●石炭●石油●天然ガス●水力●再生可能 エネルギー等302520151519202814172224271052005年(兆円)2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年0総輸入額約27兆円2
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国のエネルギー政策では、2030年に向けてZゼッチEHを推進。COP21が開催され、パリ協定が締結されました。地球温暖化など、気候変動に対する世界的な枠組みを決める会議(COP21)が、2015年パリで開催されました。そこで、2020年以降の温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が採択され、温室効果ガスの排出量の削減、森林や土壌、海洋の温室効果ガス吸収源との均衡達成などが合意されました。今後、ますます地球規模で温室効果ガスゼロへの動きが活発化します。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「断熱+省エネ+創エネ」を組み合わせることで、年間の「一次エネルギー※消費量」の収支がネット(正味)でゼロになる住まいのことです。政府は2030年を目標に、低炭素化社会に向けて、新築住宅の平均でZEH化を目指しています。COP21PARIS■ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のしくみ暮らしで使うエネルギーを、住宅の高断熱化と省エネにより減らし、さらに使うエネルギーを創エネでまかない、全体のエネルギー収支を正味ゼロ以下にするのがZEHです。エネルギー収支≦※「一次エネルギー」とは発電のために必要な石油や石炭、天然ガス、水力、太陽光など、自然界から得られるエネルギー源のこと。一次エネルギーを加工して作られる電気やガソリン、都市ガスなどは「二次エネルギー」と呼びます。断熱暮らしで使うエネルギー暖冷房・給湯・照明・他一次エネルギー※消費量省エネ創エネ●高断熱パネル●高断熱サッシ など●太陽光発電システム●エネファーム など●熱交換換気システム●高効率給湯器・節湯機器●高効率エアコン●LED照明 など3

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