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ヒトーモノー空間の関係を考えましょう22使いやすさのポイント「使いやすく」するには、ヒト(お客さまの動作)を中心に考えたモノ(商品)や空間(プラン)の設計が大切です。モノ(商品の機能や強度、価格)、空間(間取り)、予算などの制約を踏まえたうえで、よりよい組合せを考えていきましょう。椅子は足の長さに、台は肘の高さに合っていると姿勢に無理がありません定位置で動かずに、モノの出し入れや操作ができるとラクです体格に合ったサイズをいちいち立ち上がったりするのは大変!姿勢がラク手が届くたとえば・・・ひとくちに「届く」と言っても、ラクに届く範囲から、身を乗り出してやっと届く範囲まで幅広いので要注意です。作業域をチェック!設計者の方へ若い人の平均値だけでなく、体格の小さな方(子どもや高齢者の女性など)から恰幅のよい方まで、場面に応じた確認が必要です。人体寸法をチェック!設計者の方へ手や足が届きやすいですか?2体格に合った寸法ですか?1大切な寸法ですがこれだけでは不十分ですたとえば・・・肘の高さ膝の高さ膝下の高さ膝までの長さ
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23「使いやすさ」とひとくちに言っても、いろいろな側面があります。①ヒト(お客さまの動作)②モノ(商品のサイズや機能)③空間(プランの広さやレイアウト)この3つがしっかりかみ合ってはじめてUDプランと言えるのです。なにか動作するとき、それぞれ必要なスペースは変わってきます一連の動作で考えましょうひとつだけできてもダメ!たとえば・・・前後になったり横に回りこんだり立ったり座ったり50cm以上なにかしようとするとき、ひとつひとつのモノの使い勝手も大切ですが、一連の動作が途中で途切れたりせず最後までできることが、大前提として必要です。目立つ一ヵ所に気を取られて、全体がギクシャクしてしまわないように気をつけましょう。洗い場に入るスペースはあっても、ドアが閉まらなければ、身体は洗えません。たとえば・・・1m以上このガイドブックはヒト・モノ・空間の3つの視点で構成されています。P.26で見方をご紹介します!ヒト空間モノUDプラン全体を通して最後までできますか?4動作をするとき動きやすいですか?3さらに!ヒトは動きます動作はひとつだけではありませんヒトとモノを組み合わせたスペースだけでなく、壁に当たらないためのゆとり、圧迫感がないようにするゆとりも必要です。
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