シャワー・シャワーバスセットに必要な給湯・給水圧力四季を通じて快適なシャワーを得るために、使用条件を決定します。表2（社）日本バルブ工業会のモニター方法における流量の定義使用下限流量：我慢すれば使用できる下限流量適正下限流量：気持ちよく使用できる下限流量適正上限流量：気持ちよく使用できる上限流量壁付・デッキ形シャワー・シャワーバスセットの場合埋込形シャワー・シャワーバスセットの場合表1∼5より使用条件を確認ガス給湯器及び石油給湯器（水道直圧式）手順1給湯機器の必要な能力を確認する①必要なシャワー流量を確認する②必要なシャワー流量を満たす給湯能力を確認する手順2最低必要水圧を確認する→表4参照→表１,3参照ガス給湯器手順1給湯機器の必要な能力を確認する①必要なシャワー流量を確認する②必要なシャワー流量を満たす給湯能力を確認する手順2最低必要水圧を確認する→表5参照→表１,3参照貯湯式温水器、自然冷媒CO2ヒートポンプ式電気給湯機手順最低必要水圧を確認する→表4参照■自然冷媒CO2ヒートポンプ式電気給湯機の場合、最低給湯必要圧力確保のため、高圧力型、または直圧型を推奨します。■貯湯式温水器は、減圧弁で0.08MPa（高圧型は0.15MPa）に設定されており、給湯圧力が不足して、快適なシャワーが使用できない場合があります。※必要圧力を確保するために給湯加圧ポンプを使用する場合は、給湯機器メーカーにご確認ください。貯湯式温水器（標準圧力型）、自然冷媒CO2ヒートポンプ式電気給湯器（標準圧力型）手順最低必要水圧を確認する→表5参照■給湯圧力ポンプを組み合わせてご使用ください。■圧力不足になる恐れがあるため、設備設計時より給湯加圧ポンプの採用をご検討ください。■法令で減圧弁の使用定められているため、現状では締切圧力が0.08MPa以下の減圧弁が使用されています。0.08MPaの減圧弁は、給湯使用時（流動圧）供給圧力が0.07MPa以下へ下がります。そのため、シャワー水栓への供給が不足して、快適なシャワーが使用できない場合があります。そのような場合は、給湯機器メーカー水栓の給湯加圧ポンプを組み合わせてご使用ください。■スイッチシャワーやエコフル多機能シャワーの場合、最低必要水圧が高いためポンプを使用しても組み合わせることはできません。貯湯式温水器（高圧力型）、自然冷媒CO2ヒートポンプ式電気給湯器（高圧力型）手順最低必要水圧を確認する→表5参照■快適にお使いいただくため、事前に給水圧力は給湯機器メーカーの指定圧力以上であることを確認してください。■締切り圧力は0.175MPa以下ですが、給湯機器入り口圧力が低い場合、快適にシャワーが使用できない場合があります。中央給湯式（ホテル・レジャー施設などに使用される業務用給湯機器）手順最低必要水圧を確認する→表5参照■快適にお使いいただくため、事前に給水圧力は給湯機器メーカーの指定圧力以上であることを確認してください。■締切り圧力は0.175MPa以下ですが、給湯機器入り口圧力が低い場合、快適にシャワーが使用できない場合があります。表1シャワー流量と必要な給湯能力シャワータイプ流量[L/min]※1必要な給湯能力（適正下限流量時）※2使用下限適正下限適正上限ガス給湯器（号数）直圧式石油給湯器（kcal/h）エコフルスイッチ多機能シャワーBF-SB6Wスプレー358812,000ミスト458812,000マッサージ34669,000エコフル多機能シャワー※4BF-SB6スプレー358812,000ミスト458812,000マッサージ34669,000エコフルスイッチシャワー※3BF-SC6Wスプレー359812,000BF-SD6Wスプレー359812,000エコフルスプレーシャワーBF-SC6スプレー359812,000BF-SG6スプレー347812,000BF-SD6スプレー359812,000スプレーシャワーBF-SA6スプレー569914,000BF-6Cスプレー358812,000BF-6Jスプレー358812,000CCシャワー※5BF-6Eスプレー468914,000塩素除去スプレー57101116,000固定シャワーBF-5R−68151218,000BF-4R−810201523,000ボディシャワーBF-5B（2ヶ）−1012241827,000BF-5B（4ヶ）−2024483654,000※1（社）日本バルブ工業会が定める節湯型機器のモニター方法による評価結果です（表2参照）。シャワーの強弱には好みがありますので、あくまでも目安にしてください。※2必要な給湯能力は、水温5℃、吐水温度42℃で算出した場合です。シャワーの流量を増やしたい場合は、給湯能力を上げる必要があります。また他所で同時に湯を使用した場合はシャワーの流量が不足する恐れがあります。表3を参考に、余裕を持った給湯機器を選定することをおすすめします。※3流量が少ない場合、一時止水機能が十分発揮されないことがあります。※4エコフル多機能シャワー（BF-SB6）はサーモスタット式水栓と組み合わせて使用してください。その他の混合水栓と組み合わせた場合、機能切替時にシャワーの温度変化がおおきくなりやすいため、快適にお使いいただけません。※5CCシャワーの場合、塩素除去能力を十分発揮するには、12L/分以下をおすすめします。CCシャワーの仕様についてはP.919参照。928水栓金具商品特長価格表セットプランその他シャワー・シャワーバスセットに必要な給湯・給水圧力INAX